花屋になりたいくらい花屋がすきなので、町に花屋ができるとまっさきに
チェックに行く。ってそうひとつの町にたくさん花屋はできないものだが、
わが町に3つ目の花屋が最近できた。
ちなみに、わが町はパン屋と花屋が多い。パン屋は、五店もある。
花屋とパン屋、なんて素敵な町だろう。
さて。
おとといの夕方。
息子を整形につれていった帰り、ふと斜め前方をみると、新しき花屋が。
花に目がない私はすぐ、そちらへ向かう。
「先に帰っていてねー」と息子にいい。
どうやら開店したばかりで、おいてあったチラシには、
「ひとつ買えば、10本の花プレゼント」とある。しかも今日まで。
聞けば、何をかっても10本プレゼントというではないか。
花好きとおばさん心が働き、いやこれは女心とよばせていただこう、
私は105円のゴーやの苗を買いました。
口実としては、「息子の理科の研究に役立ちそう」。
105円に口実はいらないかもしれませんが、
なんとなく。
お支払いを済ませ、簡単に会員カードを記入(もちろん無料会員でたくさんの得点あり)し、
そうしたら、「この一輪挿しもプレゼントです。ではお二階でお好きな花をどうぞ」と。
螺旋階段を上がるとそこには閉店前で少しへってしまったお花たち。
お兄さんは、カサブランカのすごいのを3本追加でもってきてくださり、
「これ行きますか?」と。あわせて16もの花がついている、それは見事なもの。
「いいんですか?」の私の声に「はい、もう大サービスですよ」と。
それで、あと7本ということで、バラとかぽんぽん菊とか、渋いカーネーションとかいただき
大花束で持ち帰った私でした。すごく欲張りな自分に恥ずかしくなりました。
ちなみに、チラシには、たくさんのクーポンがついていて、
お誕生日前後二週間にはお花プレゼントとありましたが、さすがにそれはいえませんでした。
ああ、もっと次は買おう。宣伝もしよう。
そう心に誓いました。
花屋さんと少し話し込めば、
被災地の宮城に本社があるといいます。
半年前からここで開店しようと計画していたけれどあの地震。
出店についてずいぶん悩んだようですが、
「こんなときだからこそ、出店をあきらめてはならない」との社長の
一言で、不安は消え去り、開店にこぎつけたそうです。
花屋の名前は「花りん」
すごくいい花を置いています。センスもよさそう。
電話番号は03−3718−3820
是非、皆様も応援を。
かえってすぐに、この話を私は5人くらいにしましたから、
おばさんの口コミ力とは、すごいものだなあ、と自分で納得。
おばさん、いえいえ女の口コミ力でございました。
今日も、一日元気でいきましょう。